2011年5月4日水曜日

空間

作品を配置するには、そのものだけのスペースだけではなく、
その作品を取り巻く空間とのバランスが大切だと思う。
そういう意味でも、今回チャレンジするパラミタ大賞展のように
美術館の空間にどういう感じで展示をするのか、そのあたりが
重要ということになる。普段、自分が展覧会をしている会場とは
なにが違うかというと、高さかな?
もちろん、平面的にも広いけど、それは6人で構成をするので、
いいとして、やはり高さというのが美術館展示では手強い。
どうしても三次元に広い空間に吸収されてしまう。
彫刻ではなくやきもので、というのも窯の大きさという制限もある。

パーツを焼いて、組み合わせて構成するという手法もあるけど、
今回の僕のは一点一点で空間を構成することにしました。



急に乾燥させず、じわじわと焦らず、制作を進めていますが、
内心、楽しみながら焦っているのが現状です。