2011年5月30日月曜日

一段落

今日、なんとか、パラミタ陶芸大賞展に向けての制作に
一応のピリオドを打ちました。ノミネートの連絡を受けて
半年、まだまだ猶予があるとおもっていたけど、気づけば今日!
みたいな。

この一ヶ月間、パラミタ展に向けて集中して作ってきたけど、
久しぶりに 20代の頃、公募展に向けてどん欲に作っていた感覚が
よみがえってきて、まったく苦ではなかったように思います。
(途中、ちょっと不安になったけど、、、)
作品のサイズもここのところ作っていたものとは違うし、展示スペースも
美術館という空間は新鮮。
挑戦してる感覚がなんとも気持ちいいです。

いままでパラミタ陶芸大賞展といえば、傍観者で、このマッチレースを
誰が射止めるのか、なんて見てたけど、自分が出品するにあたっては
間際になるにしたがって、そんなことは、どうでもよく、
自分自身がどこまで自分の壁を越えられるか。
この一風変わった、バトルロイヤル的な展覧会も、じつは競っているのは
自分自身の何か。だったりするのじゃないかな、と感じます。



おそらく、6人の出品者、すべてにおいて共通の美意識が存在すると思う、
それは「やきもの」に関わっているものとして。
ただ、それぞれに表現方法が違うだけで、根底にあるものへの思いみたいなものを
感じ取ってもらえたら、うれしいです。

二日後、展示のための準備をして初日を迎えます。






2011年5月29日日曜日

送りだしました。

本日、先程パラミタミュージアムから
作品を集荷に来られました。

ミュージアムショップの作品を忘れてた〜。
なので、展示日の時に持っていくことにします。

ようやく送り出すことができて、ホッとしました。

2011年5月28日土曜日

明日

とうとう明日、パラミタミュージアムから集荷に来られます。
出品する作品は、今日、なんとか出来上がったので、
ホッとするのですが、展示方法に悩まされます。
とりあえず、現場で構成するしかないでしょうね。
ま、なにはともあれ、作品は出来てきたので、一安心。

ということにしましょう。




路傍

2011年5月23日月曜日

10日前

昨晩からパラミタ展に向けての最後の一点をとるための
本焼きをしました。5点までは本体は出来ているものの
今回の作品には台座をつけるので、その作業が残っています。
それに、いつも焼成後に石で作品表面を磨くのですが、今日は
一日雨だったので、作業も進まず、窯を焚きながら掃除をしてました。

パラミタ展まであと10日、実質集荷が29日なので6日しかありません。
明日は台座の取り付け、および塗装などの作業になります。
今日焚いた窯は明日一日は冷ましの日になるので、明後日に窯から出して
その後、彩色し、再度低下度で焼き付けます。

まだまだ気を抜けません。




2011年5月21日土曜日

キタの市野雅彦・ミナミの石橋裕史

今、大阪では熱い二人の展覧会はおこなわれている。
キタの伊勢丹三越では市野雅彦さん、
先日オープンしたばかりの伊勢丹三越は大阪のキタを
一変するような賑わいでした。その工芸のオープニングを
飾った雅彦さんの展覧会も、さすがに充実した作品群で、
ポテンシャルの高さが伺えます。今、赤土部が主体かと
思っている方が多いかと思いますが、今回赤は控えに回ったかと
思うほど、灰被りものが多かったです。
常から連絡を取り合っていますが、展覧会前にはさすがの雅彦さんも
プレッシャーがあったのでしょう、「たのむ、オレを拳銃で撃ってくれ、
そしたら、なにも考えなくてすむ。」
と言われたので、闇ルートで調達しなくては、と思っていたのですが、
なんのなんの、しっかりと魅せる展覧会を形成してくるあたりは見事です。

一方のミナミの、石橋裕史さんは、なんば高島屋でおこなわれています。
今の大阪、キタに動員力があるのは致し方ないと思う、
でもそのぶんゆったりと見ることができたので、よかったです。
石橋さんの作品も緻密さだけではなく、おおらかな陰影のでてる仕上がりの
ものが目につきました。暖かみのある青磁の彩りにシャープな彫紋、
この微妙なバランスを巧く魅せているのが石橋さんの作品に惹かれる由縁
なのだと思う。

僕の中には、この市野雅彦さんと、石橋裕史さんという両雄が存在してて、
ほんとうに感謝しています。
僕にとっては、牽引力のある星に違いないです。


いい刺激を頂いて帰ってきました。








2011年5月19日木曜日

あと二週間。

もう迷ってられません。
とにもかくにもあと二週間。
作品の一部が焼きあがり出しました。
大きい作品が数点ありますが今週末にはなんとか上がり、
焼成後の作業があるので、そちらのほうにかかることに
なります。

時間に余裕があるわけではないのですが、なぜか今回の
工程には「楽しさ」の部分が多く含まれているようで
ぜんぜん苦にならず進んでいます。

美術館の方からも、準備等の連絡FAXが送られてきたりで、
迫って来たのだと実感もしますが、今はとりあえず
やるべきことを粛々と進めていくことが肝心と思っています。

2011年5月15日日曜日

18日前

パラミタ展に向けての素焼きを
昨晩焼きました。
窯の大きさギリギリに入るように収縮を
考えて作ったつもりが、
一点だけ、数ミリオーバー!
もう、ビミョーにつっかえる。
そこで、電気窯の電熱線を押さえてる
ピンを打ち込んだり抜いたりしながら、
作品を斜めにして、ようやく入った。

本焼きの時はどうするんやろ?

2011年5月10日火曜日

もうすこし

パラミタ展の集荷日程の連絡がありました。
と、いうのも、先日美術館から、それぞれの作家に集荷の
日時の都合を23日から28日の間で聞かれていたのですが、
当然ギリギリまで制作していることと思います、考えている
ことはみんないっしょなのでしょう、美術館もそのあたり
配慮していただき、ぼくのところは28日から29日にかけて
集荷に来ていただくことになりました。

ということは、、、あと20日。

構成上、なにとなにを組み合わすか、配置のフオーメーション
も含め、頭を抱えます。
そんなことを考えているいると、もうすこし作ろう、
間に合うかどうかわからないけど、もう一点!という気持ちになり
土を揉みだしてしまいます。


そういう意味では、このパラミタ展は今までにない感覚で
取り組めていて、この気持ちの高揚感がおもしろいです。





2011年5月6日金曜日

あと27日

つながる

昨日悩んでいた無線LAN、仕事をしながら、接続方法を
考えていたら、ふと思い浮かんで、、、
そしたらつながった〜〜。
パソコンの不具合ほどストレスになるものはないから、
これでひと安心。


なので、パラミタ展の出品者案内をパラミタミュージアムのサイト
から拝借。

パソコンがネットにつながると、こんなこともできるんよね。


2011年5月5日木曜日

光ケーブル

今日、光ケーブルの工事に来てもらった。
こんな田舎にも光が届くなんて、と思うのだが、もう今日日
どこでもネット環境は整いつつあるのね。
いままで、篠山の工房にいるときは携帯でブログをアップしていた
けど、これからはパソコンから写真をアップすることができる。

とはいうものの、いままで京都で使っていた無線ルーターが作動せず
これまた不便。光が対応する新しい無線ルーターを入れなくては
いけないのかも。なんか、うまくいきそうでいかないのがPC環境
なんやな〜。

パラミタ展にむけての作品は、今日は2点を仕上げ、乾燥にかかりました。

時間をかけて、じっくり乾かしていきます。

2011年5月4日水曜日

空間

作品を配置するには、そのものだけのスペースだけではなく、
その作品を取り巻く空間とのバランスが大切だと思う。
そういう意味でも、今回チャレンジするパラミタ大賞展のように
美術館の空間にどういう感じで展示をするのか、そのあたりが
重要ということになる。普段、自分が展覧会をしている会場とは
なにが違うかというと、高さかな?
もちろん、平面的にも広いけど、それは6人で構成をするので、
いいとして、やはり高さというのが美術館展示では手強い。
どうしても三次元に広い空間に吸収されてしまう。
彫刻ではなくやきもので、というのも窯の大きさという制限もある。

パーツを焼いて、組み合わせて構成するという手法もあるけど、
今回の僕のは一点一点で空間を構成することにしました。



急に乾燥させず、じわじわと焦らず、制作を進めていますが、
内心、楽しみながら焦っているのが現状です。







2011年5月2日月曜日

どこまでできるか

昨年11月ごろに選考通知をいただき、
制作期間は6ヶ月、と言っていたのに、もう5ヶ月経ってる!
結局間際のこの一ヶ月でやるのか?と自分自身にツッコミを入れたくなる。
漠然とイメージは持ってたけど、時間に余裕がある時に作ると、
なぜか全然よくなく、この間際になって作り出すものに、
なぜか閃くものがあって、追われながら作り出しています。
2点はすでに乾燥にかかり、あと3点は成形終了、
あと1点は半分まで作り上げている状態の今日です。
あとは時間が許すかぎり、バリエーションを持たせ、深めていきたい。


そんな今日の1日でした。


茶碗のような小さなものではなく、今回はサイズが大きいので、
もうすでに、置くところがない〜。






パラミタ大賞展まであと一ヶ月

早いもので、もう5月です。
ノミネートの連絡をもらってから、制作期間が六ヶ月あったのに、
あっという間に時間は経ってしまうものです。

パラミタ大賞展まで、あと一ヶ月、松江から帰ってきてからは、
そのためだけに集中?して制作しています。
展示スペース的なことも考えつつ、作っていますが、なかなか読めない
ところです。四点、ないし六点、この辺りになるかと思います。

本日、パラミタミュージアムより、ポスター、案内状、チラシなどが
送られてきました。

ご入用の方は、ご連絡いただけたらけたら、発送いたしますので
ご連絡いただけたら、幸いです。