2010年11月28日日曜日

岡山 天満屋にて5人展

12月1日より天満屋岡山店にて5人展を開催いたします。
今回の5人は京都出身者による5人。

石橋裕史氏、猪飼祐一氏、藤平寧氏、山田晶氏に加古勝己です。

今回の展覧会は気心知っているメンバーなので、とてもやりやすく
準備もスムーズにすすむことができました。
岡山はやはり備前の本場、なかなか関西の陶芸家は展覧会をすることが
少なかったのですが、天満屋さんのお誘いで展覧会をさせて
いただけることになりました。

このメンバー、ボクにとってはみんな兄貴的存在で、仕事しだした20代の
ころから、引っ張ってもらった感じでした、こういう存在が廻りにいたこと
が大きかったと今になって思います。

展覧会が楽しみです。


12月1日、4日、5日に会場にいますのでお声をかけていただけたら幸いです。

2010年11月24日水曜日

出品者

2011年の第6回パラミタ陶芸大賞展の出品者が決定されました。
各方面に依頼された結果、全国から141名の陶芸家が推薦された
ようです。その中の6名に入れたことはとても光栄なことです。

その6名ですが、
伊勢崎晃一朗氏(岡山県備前市)
鈴木秀昭氏(静岡県伊東市)
中島晴美氏(岐阜県恵那市)
松本ヒデオ氏(滋賀県大津市)
和田的氏(千葉県佐倉市)
加古勝己 (兵庫県篠山市)

となっています。

みなさん作品はどこかで目にしていますが、本人には
まだお会いしたことがありません。
来月12月17日に打ち合わせのために美術館に集まることに
なっています。
高島屋の巡回展のときもそうでしたが、いろいろな意味で
こういうのはドキドキします。

とりあえず自分の思うように、悔いの無いように制作して
いきたいと思っています。

今は構想が頭の中を走り回ってる状態、そろそろ形にして
テストしていきたいと思っています。

2010年11月18日木曜日

フレッシュな高台



茶碗は高台をつくるときがいちばん楽しい。
ボクの場合は高台を削るというより「剥く」といったほうが
しっくりくる。
あの、ぐにゅっという感じでヘラを入れていく感触がいい。
最近はもっぱら手捻りで成形し、胴の部分もヘラで作っていくけど
横に作っていって、ヘラで縦に仕上げていく感じ。

土がいちばんいい表情を出してくれる状態を逃さないのが大切、固くなると
イマイチだし、軟らかすぎてもダメ。

茶碗の高台の削りをよく聞かれるけど、わかりやすく?説明すると
アイスクリームの「爽」というのがあるけど、そのアイスをスプーンで、
ぐりんと剥いたときの感触と、あのちりめんの出た表情が理想的なのです。

ウソだと思ったらやってみて。

2010年11月12日金曜日

アートサロン山木にて酒器展



11月15日より大阪西天満にある「アートサロン山木」にて
酒器十人展が開催されます。
著名な陶芸家の中に囲まれて恐縮ですが、ぼくも出品させて
いただきます。
灰赫陶を中心に、粉引や焼締めもあります。
十人による酒器展ですから、それはもうすごいことになりそうです。
ところ狭しと列ぶことでしょう。

ご高覧いただけたらうれしいです。


写真はアートサロン山木さんのブログから拝借しました。

2010年11月6日土曜日

ノミネート

なんと、パラミタミュージアムより「第6回パラミタ陶芸大賞展」への
出品依頼が送られてきました。
パラミタ陶芸大賞展については以前から知っていたし、知人も出品して
いたけど、僕のところへ送られてくるとは思っていませんでした。
この展覧会は、まず美術評論家や、美術館関係者、美術ジャーナリスト、
全国のギャラリーなどから、推薦があり、上位6人をノミネートされ、出品依頼を
されます。その6人による競演で会期2ヶ月のうち、始めの1ヶ月間の
来場者による投票で大賞が決まる、というものです。
なんとも、このバトルロイヤル的な展覧会に賛否両論らしいのですが、
端から見てるぶんには、だれがもらうんやろ?という感じで見てました。

ふだん、あまり多くのお付き合いをさせていただいてないと思いますので
この展覧会は、僕には縁遠いものと思っていましたので本人が一番ビックリです。

しかし、こうして出品依頼が来たということは、推薦していただいた方がいると
いうことで、なにがうれしいかといえば、
この推薦していただけたこと以上にないです。心から感謝の気持ちでいっぱいです、
ありがとうございます。
ノミネートされたことは光栄なことですし、推薦していただいた方に
恥ずかしくないような展示をしたいと思っています。

展覧会は来年、2011年、6月2日より、です。
約半年間の制作期間があります、美術館展示ということで、どのように
空間を作っていくか、このブログでも進行状況などもお見せできればいいなと
思っています。

空間を作っていく作業というのは、ぼくにとっては、
どちらかといえば、好きなことであるので、会場を下見して、どこまでイメージを
膨らませることができるか、です。
12月には親睦会を兼ねた、打ち合わせがあるようです。

他の出品依頼作家については、まだ承諾されているか、どうか不明ですので
ここでは公表しないでおきます。
正式に発表があれば、またお知らせできるかと思います。
僕に関してはもちろん承諾させていただきましたので、
これからどのように進んでいくか、楽しみにしていただけたらうれしいです。




2010年11月4日木曜日

tokyo day


昨日から今日と東京に行ってきました。新宿高島屋の初日は
もちろんですが、今日は朝から南青山の酉福ギャラリーに顔を出して
来年の展覧会の打ち合わせ。その後、国立近代美術館工芸館で開催
してる「茶事をめぐって」という展覧会を見に行ってきました。
現代の作家による茶陶の展覧会ですが、出品作家それぞれ力作揃い。
とても刺激になる、いい展覧会でした。
この展覧会は11月23日までです。

そして、表参道に移り、「丹波の名陶」出版記念
「古丹波名品展」の会場へ。
こちらは篠山の本に掲載したものを中心に丹波古陶館が所蔵するものを
展示してありました。いままで館外には持ち出していないものばかり、
貴重な所蔵物を間近に見れるのでよかったです。
列品解説を館長である中西薫さんがされて、東京の青山という地名は
篠山城藩主であった青山氏の江戸邸があったところからの由縁、
この展覧会を表参道のギャラリーで開催されたのもそういう縁からと
いうことのようでした。なるほど。
会場はアートスペース「リビーナ」(東京メトロ表参道駅A3出口すぐ)
www.ryabina.com

有意義な二日間を過ごしました、いい刺激もいただき、来年に向けての
気持ちも高ぶってきますが、その前に年内の展覧会もがんばらなくては。

2010年11月2日火曜日

新宿高島屋

9月、日本橋高島屋から始まった「美の予感2010」展も明日からの
新宿高島屋で最終ラウンド。あっという間の5会場でした。
ここまで各会場、初日には顔を出していましたので、明日11月3日
やっぱり東京へ行ってきます。
新宿店は11月3日から9日までです。
ご高覧いただけたらうれしいです。