2010年10月31日日曜日

クリスマスリースを作る




昨日、長女フクミがクリスマスリースを作りたいと言い出した。
そういえば、明日からもう11月。
ちょっと肌寒いけど、台風が来てて、松茸は豊作?というニュースを聞き
クリスマスリースを作る、というなんとも支離滅裂な季節感がなんとも
いえません。

ということで三姉妹で作ることに。葉っぱや赤い実、松ぼっくりを
山で探してきて、それをグルーガンで接着します。子供たちのは
ベースとなるリングを買ってきたけど、どうせなら僕の作るのは
天然物で、ということで、山で獲ってきた蔓を捻りながら輪っかにして
ベースに。自分たちで好きなように飾り付けをしていきます。

上の写真は娘達のもの、下の写真はボクのもの。

よく見るとわかると思うけど、輪っかの下の方の松ぼっくりの上に
玉虫を貼り付けてみたらちょっとゴージャスに仕上がった。



これが意外と楽しくって、やってるうちに本気モードになってくる。




2010年10月27日水曜日

Today's work


今日も寒い一日だった。
これからの時期、酒器の展覧会が多くなる、それゆえ酒の器を
作る機会がふえるのである。

2010年10月26日火曜日

kogarashi 1



今日は朝から寒かった〜
どんよりした雲がたちこめ、風がぴゅーぴゅー。
ブリキのバケツがカンカラカン〜

寒さに負けじと茶碗を作る。

う〜寒ぶ。
秋はどこへ行った、秋は。

2010年10月22日金曜日

磁力の強い人

「あの人オーラがあるよね〜」などということを、たまに聞く。
目には見えないけど、魅力ある人が、
ある種、醸し出してるエネルギーみたいなもの。
日本語でいうと「後光が差してる〜」みたいなものか?
いや、「後光」というと崇高なイメージがするので、オーラの
それとはすこしニュアンスが違うかな。
「オーラ」はなにか湯気のようなものが立ちのぼる感じだし、「後光」は
直線的に発光してる、という感じ。
どちらも、実像としては見えないけど、その人の内面から外に向かって
発散しているエネルギーのことをいうのだと思う。
それに対してではないが、もうひとつ僕が感じるエネルギー体がある。
「磁力」それは発しているものではなく、自らに引き寄せる力。
自分が求め、欲する想いに働くエネルギー。


昨日、広島から有本空玄さんと山根宏造さんが篠山の工房へ来られた。
有本さんは昨年広島でぼくが個展をしたとき、山根さんといっしょに
来ていただきました、山根さんは京都の工業試験場で同期だったので
そのとき20年ぶりぐらい、有本さんはお名前だけは存じてましたが、
お会いするのは初めて。
その後、今年2月に土岐市であった、現代茶陶展の授賞式で2度目。
そして昨日3度目の再会でした。
前にも書きましたが、志野に対する熱意が並大抵のものではなく、
全身すべてで志野にぶつかって行く姿勢がすごい。熱い、熱い熱い。
篠山から場所を京都に変えて、呑んで話したけど、と言っても飲んでる
のは僕で有本さんはウーロン茶。山根さんは僕たちが話してるのを
優しい眼差しで見守ってくれてました。

そのとき感じたのが有本さんて、「磁力の強い人」やな〜って。
志野はやはり「もぐさ」土、そして長石。その選りすぐられた原料を
探し当てるか、ということに尽きると思う。
これをなくして志野はあり得ない。
地球に存在してる以上、土や長石もおそらく磁力を帯びていると思う、
お互いが呼応して引き寄せるのかもしれないが、
それを探し当てるにはその人間の磁力というエネルギー体が
ものをいうのだと感じる。
有本さんは、僕がおもうに物質としての
土や長石を探して求めているのではなく、志野の魂を探し求めて、
つかみ取ろうとしているのがよくわかる。

ただ、磁力がつよいぶん、いらぬものまで引き寄せることもあるのか、
行者のような業を自身に架して精神を清めているのだと感じた。

ただ、おもしろいのは見た目、修行僧のように見えるのは山根さんで
猟師のように見えるのが有本さんであるからおもしろいのである。

ぼくはこのコンビが大好きなのだ。




2010年10月19日火曜日

明日、名古屋


高島屋の「美の予感2010」展も残すところあと2会場。
明日からJR名古屋高島屋で26日まで開催します。
とりあえず初日の明日は顔を出させていただきますので
名古屋方面の皆様、ご高覧いただけたらうれしいです。

2010年10月6日水曜日

kyoto



ひさしぶりの京都。というか、ひさしぶりに京都の街中。
河原町あたりは、最近どうしてか来ることが少なくなった。

写真は四条大橋から三条大橋を向いて撮ったけど、
やっぱり京都なんやな。変わったような変わらんような。

2010年10月5日火曜日

明日より京都高島屋

高島屋巡回の「美の予感2010」東京日本橋をスタートし
なんば高島屋、そして明日から京都高島屋で開催されます。
生まれ育った京都での展覧会は、ちょっと身構えてしまいます。
特に、最近京都で展覧会をしていないので、ちょっと照れます。
もう、10年ほど前に京都高島屋の画廊前に特選食器のコーナーで
個展をさせていただきましたが、それ以来です。
あのころと今の自分はどう変わったのだろう、
どう変わってないのだろう、と考えてしまいます。
あのときに出会った人に聞いてみたいけど、、、

明日、初日と日曜日には会場におります、
ご高覧いただけたら幸いです。